【展覧会】没後50年・藤田嗣治展【東京都美術館】

感想

仕事がお休みだったので東京都美術館に行ってきました!お目当は藤田嗣治展。
今回かなり大規模な展覧会を開催中と聞いて遥々上野まで行ってきました。

感想:めっちゃ混んでました。

藤田嗣治ってそんな大人気だっけ!?と叫びたくならんばかりの人混みでした。
事前情報ではわりと空いてると聞いていたんですが……数日前にNHKで特集やった効果ですかね。

とはいえ入場制限がかかる程ではなく、チケット買うのに数分~10分並ぶ程度で済みました。
前行った近代美術館の藤田嗣治展はガラガラだったのに、不思議なものです。
警備員さん曰く午前中はもっと混んでたそうなので、これから行く方は平日の閉館間際なんかが良いかと思われます。

展示の感想

で、肝心の展示ですが、なかなか良かったです。
展示構成は早年→晩年の時系列順で、特に捻りはありませんが、作品自体のパワーが強いのでシンプルな構成でベストマッチな感じでした。
音声ガイドは片耳仕様で少々使いにくかったかな?そこそこ知識のある方は無くても良いと思います。

フジタの作品は今までわりと見る機会が多かったので、見たことある物が多いかな?と思いきや、全く見覚えのない作品がワンサカ展示してあって良い意味で予想を裏切られました。大回顧展を名乗るだけはある…!

藤田嗣治の作品
初期のこんな感じのから、
藤田嗣治の作品
お得意の乳白色。
藤田嗣治の作品
戦争画など。

色んな年代の作品が豊富に一通り展示されていました。
リオ時代の作品は初めて見ました。とても色鮮やか……フジタは作風の幅が広いですね。

藤田嗣治の作品

なお今回の一番のお目当は会場終盤に展示されている宗教画だったんですが、これが予想以上にめちゃくちゃ良くて。昔からずっと気になってて、いつか見たい見たいと思ってた作品なので念願叶って凄く嬉しかったです。
画集とかで見て凄く惹かれたのに、いざ美術館で本物見たらガッカリしちゃうパターン多いじゃないですか。今回はガッカリポイントは全くなく、サイズも大きく、筆は繊細、天使は美しく、金箔は映えまくりで大変満足でした。金箔との色のバランスが絶妙で、物凄く心地よかったです。

惜しむべきは図録の掲載サイズが小さいことでしょうか。見開きか観音折りで欲しかったです( ; ; )
あの金色はオフセットじゃ表現できないからしょうがないのかな……
しかしあの分厚さはすごいです。分厚すぎるにも程がある。持って帰るのがとても大変でした。

お土産

藤田嗣治展を見た後は公園内のカフェで昼飯を食べて、上野の森美術館へ向かいました。
そちらの感想はまた後日書きたいと思います!
ご覧いただきありがとうございました。

タイトルとURLをコピーしました